波瀬ふるさとまつり10月2日

 9月30日に予定していた波瀬ふるさとまつりは、台風17号の接近により中止となってしまいました。このふるさとまつりは、「長寿を祝う会」も兼ねて高齢者の昼食サービスも行なっています。事前に参加の申込みを頂いている皆さんに、何とかお弁当を届けようと、スタッフと民生委員さんのご協力により台風のさなか、各家に配って頂きました。お弁当を受け取られた方は、大雨の中、届けて頂いたことに大変感激されていました。

 中止と決定した波瀬ふるさとまつりですが、この日のために、せっかく準備していただいた作品や、練習を重ねていただいたMJ8の人形劇、そして秋桜コーラスの皆さんの発表をぜひ見て頂きたいと10月2日に改めて再開することを決定しました。また、諦めていた沢本忠雄さんのご講演も引き受けていただけることになり、本当に嬉しく思いました。  当日、玄関ロビーでは、遊休農地で採れた野菜の即売会、全品100円コーナーや波瀬窯の陶器の販売。 ロビーは、アっと言う間に賑わってまいりました。

最初は、MJ8による人形劇「みーんな・みーんな・なかよし」今回のお話は、訪問販売による悪徳商法と環境問題についてです。大道具と小道具は、すべて手作りです。楽しい動物の人形や「ちゃちゃも」の人形もスタッフのみなさんが作られた作品です。また、台本もその会場に来ていただく方の世代、雰囲気に合わせて作られるそうです。また、お座敷小唄の節で「ボケない小唄」をみんなで唄いました。とても楽しい時間でした。

 人形劇の後は、秋桜コーラスの発表です。

 今年は、ブラックの衣装とレースのストール。毎回、衣装も楽しませていただきます。

今回の曲は「旅の夜風」「古城」など懐かしい曲ばかりです。

最後に会場のみなさんと一緒に「権兵衛さんの赤ちゃん」の歌遊びを楽しみました。

 続いて、「沢本忠雄さん」のご講演です。

 沢本さんは、波瀬むらづくり協議会会長の福井弘さんの高校時代の同級生で、今もゴルフのお付き合いを続けていられるというご縁で、この度のご講演を快く引き受けていただいたわけです。松阪市出身の日活映画俳優で38本の映画作品に主演され、またテレビドラマでは、「あかんたれ」や「どてらい男」などに出演されています。現在は、志摩市にお住まいでリゾートトラスト(株)CS(顧客満足)委員会・企画プロデューサーとしてご活躍されています。

 沢本さんは、実は映画監督志望で、日活の採用試験を受けに行ったところを俳優としてスカウトされたのが、きっかけだったそうです。小林旭さんや石原裕次郎さん、西郷輝彦さん・江利チエミさん、松原千恵子さん、八千草薫さんなど数々の俳優、女優と親しくされていた沢本さん。その沢本忠雄さんが目の前に・・夢のような気がします。いろいろご苦労もあったようです。70代後半となられた沢本さんは、今も変わらず、張りのあるお声で、やっぱり何処かオーラを感じられました。そして、その健康の秘訣を教えていただきました。それは、顔の表情筋を鍛える体操! あ~~~~い~~~う~~~~~え~~~お~~~か~~~~~き~~~~~く~~~~~け~と顔の筋肉を思いっきり動かして声に出すことだそうです。講演の最後には、会場の皆さんも一緒になって実践されていました。

 まつりの締めは、恒例のお餅まきです。

沢本忠雄さんにも撒き番として参加していただきました。

そして、「福」印のある、お餅を拾われた幸運の方には、沢本さんのサイン入り色紙がもらえることに。   みなさん、張り切ってお餅拾いに臨みました。

 おかげ様で、ふるさとまつりも大盛況・・参加して頂いた皆様、本当にありがとうございました。