福島・松阪サマーキャンプin波瀬を終えて

818日から21日の34日で「福島・松阪サマーキャンプin波瀬」が開催されました。今年、3月に実行委員会が立ち上げられ、原発被害により放射能の危険から外に出て遊ぶことも出来ない福島の子供たちを自然いっぱいの波瀬に迎えて、思いっきり楽しんでもらおうと企画されました。資金のすべては、募金によりカンパされました。また、食材などは、企業やボランティアの皆さんのご支援、ご協力により集められました。

 波瀬むらづくり協議会も、遠くから参加して頂いた皆さんを快くお迎えしようとお手伝いをさせていただくことになりました。

翌日19日の川遊び、アマゴつかみと昼食のアマゴご飯作りを担当する事になりました。

19日、朝9時半に「波瀬ゆり館」に到着。参加者は、2歳のお子さんから小学5年生までの子供たち16名と保護者11名の合計27名です。

玄関でお迎えし、ランチルームで歓迎会が始まりました。歓迎の挨拶の後、参加者の方から自己紹介がありました。参加者のお母さんは、「この日を心待ちにしていました。子供たちと思いっきり楽しみたいです。」と感激されていました。歓迎会の後は、早速着替えて川原でアマゴつかみです。

天候は、川遊びには最適な申し分のないお天気です。

準備体操の後、号礼とともに川に入り、気持ち良さそうに歓声と水しぶきをあげ、アマゴを追いかけました。アマゴは、見事に全部つかみ上げられ、指導員が手際よく処理して塩焼きの焼き台に並べられました。ほどよく焼きあがったアマゴの塩焼きと里グループで炊いて頂いたアマゴご飯!それに、差し入れのピュアーホワイト(とうもろこし)。河原でみんな一緒に昼食です。皆さん満面の笑顔です! 

 昼食が済んだら、スイカ割りです。割れそうで割れないスイカ・・何度も挑戦です。ようやく、スイカが割れました。お疲れさま!!

 この後、再び川へ。ゴムボートで川下り、水中の魚取り、水泳・・時間の許す限り銘一杯、楽しんで頂きました。それでも、まだまだ飽き足らず、川から上がろうとしない子供たちもいましたが・・

 川遊びを満喫した後、ランチルームでは、ボランティアの方が手品やゲームを用意してくれました。そして、いよいよ交流会の準備が整ったようです。 中庭では、親子バンドの「RAMO」さん、今回のサマーキャンプ実行委員会代表の岡林さんのグループ「ねぎロック」のみなさんの歌と演奏が始まりました。

そして、子供さんたちには、お菓子撒きのプレゼントも。

 夕食は、バーベキュー。松阪肉に地元野菜、焼きソバなど盛りたくさん。

陽も暮れて、2日目の日程も以上で終了です・・。

20日、21日とサマーキャンプのすべての日程を終え、27人の家族の皆さんは、福島へと帰路に着きました。

「このまま、ここで暮らせたら」・・と涙、涙の別れでした。

いつかまた、このキャンプを思い出して、再び来て頂ける日もあるかもしれませんね。     その日までお元気で・・さようなら。